ライバルだけど仲間 〜微笑ましい2枚の写真〜
こんにちは、ミーナです。
今日は微笑ましい写真が2枚同じ日にフェイスブックでアップされていたので、ご紹介します。
9月にプラハで行われるレーバーカップのチームヨーロッパのメンバーが2週間前に発表されたので、ハッシュタグから読み取ると、皆ウィンブルドンに集結してるからこのメンバーでディナーを共にしたのだろうと思われます。
それにしてもゴージャスメンバーだと思いませんか?
メンバーが発表された時のティエムのコメント
“2017年のレーバーカップに参加した時、ナダルとフェデラーがコートサイドで応援してくれて、そして試合に勝つ為のアドバイスをしてくれたことは、素晴らしい経験でした。今年もとても楽しみにしています”
今年初めてチームヨーロッパに参加するフォグニニのコメント
“今回チームヨーロッパとして参加出来ることにとても興奮しています。 普段は1対1で戦っているのと違い、この素晴らしいメンバーとチームとして戦うことを楽しみにしています”
ズべレフのコメント
“過去にチームヨーロッパとして2回優勝したことは、信じられない経験でした。 このメンバーとチームとして戦う事は不思議な感じで、特別な経験でした。 大会に参加するのが待ち遠しいです“
コメントにもある通り普段のテニスの大会では1対1で真剣勝負をしているメンバーとチームヨーロッパとして団体戦で戦うというのは貴重な経験なんだろうと推測します。 ウィンブルドンの大会前で集まっているとは言え、1週間後にはウィンブルドンで対戦するかもしれないのに、このメンバーでディナーだなんて微笑ましくありませんか?
敵対心ムキ出しでピリピリしないのかな?と思ったりもしますが、これがテニスのいいところだなあとも思います。 テニスは紳士のスポーツと言われ、レジェンドであるフェデラー、ナダルなどが率先して”プロテニス選手はこうあるべき”という見本をコートの中と外で見せていて、それに他の選手たちも追随し、好循環を生み出していると思います。
いろんな大会の決勝後のスピーチでは勝者も敗者も必ず相手を称えます。 このシーンが好きなので、私は出来る限り、スピーチを見るようにしています。
敵なのに、仲間のような空気、これって何なのかなと考えてみました。
試合中は勝ってても負けてても1人で戦わなくてはいけない孤独、トレーニングの辛さ、ツアーで世界中を周ることなどなど、トップ選手にしかわからないことがきっとたくさんあって、彼らは敵だけど、同士、仕事仲間みたいな関係なのでは。
こちらのジョコビッチのフェイスブックの写真もそう思える一コマです⬇️
マレー選手は今年の全豪オープン後に受けた手術後、回復し、先日ロンドンのフェーバー・ツリーという大会でダブルスで優勝して感動の復活を成し遂げました。 ウィンブルドンでもダブルスで参戦するので、練習先でジョコビッチと会ったのでしょう。 ATPやテニスの大会のフェイスブックではなく、ジョコビッチのページで写真がアップされていることが、ジョコビッチが心からマレーの回復を心から祝福していることが伺えます。 ジョコビッチがマレーに ”ハイタッチしている写真を撮ろう!フェイスブックに載せるから“と言っている様子が目に浮かびます。
たまたまこの2枚の写真が同じくらいの時間にアップされていて、プロテニスっていいなあと思えたひとときでした。
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